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_(コミック)悪徒−ACT−(01)/横島一/猪原賽 10P15Jan10
価格:420円
著者:横島一/猪原賽 出版社:秋田書店発売日:2008年08月08日亡き友人から預かった、変身能力を持つスカジャンを身にまとい、学生を抹殺してゆく謎の機関と戦うという、学園ヤンキースカジャンアクションヒーロー作。
「覚悟のススメ」なんかに近い雰囲気を持つ作品ながら、スタイリッシュなアクション作として読める作品。
ヤンキー+変身ヒーローって意外に相性がいいのよね。
主人公は、いわくありげな少年院から戻ってきた血気盛んな不良高校生。
彼が常に身にまとうスカジャンは、「ZIP・UP!」の掛け声とともにジッパーをしめることで、虎の能力を持つ「ACT」に変身することができる。
一方、問題生徒を更正の名の下に粛清することを目的とした機関「更正省」の放った別のACTが学園に侵入。
問題のある生徒を社会から排除、抹殺するべく生徒に手をかける更正省のACTと、主人公とがバトルを繰り広げる。
てな具合。
やがて親友を殺した者の手がかりとなる「更正省」とのつながりを求め、これまた不良の巣窟のような学園に入学。
そこで威勢はいいが小物っぽいヤクザの二代目とか、金髪アフロかと思いきや全身に無数の金ボタンを散りばめたのやら、針とピアスのマニアで刺殺好きの女子とかいろいろ出てきまして。
こういった、不良の学園、悪の機関、濃いサブキャラ陣、といったあたりが「覚悟のススメ」っぽいなーと、なんか懐かしい気分になったりも。
キャラクターが変な意味で濃い変身ヒーローアクションとして、バトル展開の気持ちよさ、かっこよさは存分に堪能できる作品。
さすがに「覚悟のススメ」のような問答無用の迫力には及ばないけれども。
(筒口)