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現当主渡邊嘉也氏は、家業であるワイン醸造の方向性に疑問を持ち、26歳の時に渡仏してボルドー大学へ入学し醸造を研究した。
卒業後はボルドーのいくつかのシャトーで経験と実績を積み重ねた。
1997年にはポイヤック第2級、シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドの醸造メンバーに抜擢された。
その後、2000年にはシャトー・ヴァランドローの醸造家として、ミッシェル・ローランと共に世界最高峰のワインを生み出し、更にはピション・ラランドが運営するシャトー・ベルナドットの立ち上げにも第一線で参加してその手腕を発揮し、世界中から注目を集めるワインを誕生させた。
世界にはばたく日本人として活躍後、家業である「那須ワイン」に戻り、学習した欧州系ブドウと日本の気候にあう品種を用いて那須のテロワールを表現すべく自社畑、自社醸造にこだわりワイン造りを行っている。
NASU WINE がワイン醸造を初めて今年で125年目を迎えることが出来ました。
今迄の様に食用葡萄での伝統的なワイン醸造、さらにこれから主力となるフランス、ボルドーの葡萄品種からのワイン醸造で、より美味しいワインが出来るように頑張ります。
渡邊嘉也
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