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生殖医療の何が問題か
生殖医療の何が問題か

価格:1,785円

伊藤晴夫緑風出版この著者の新着メールを登録する発行年月:2006年11月登録情報サイズ:単行本ページ数:208pISBN:9784846106201【内容情報】(「BOOK」データベースより)生命科学・生殖医療の進展はめざましい。


生殖医療は、確かに不妊で悩むカップル、「子どもがもてない」とあきらめていた人たちへの福音である。

しかし問題は、そこから始まる。

現在、不妊症や少子化を背景に代理出産が注目されているが、それは男女の産み分けや障害児の排除へつながる可能性がある。

そして、無制限な生殖医療の応用がはじまり、その果てにデザイナー・ベビーが誕生しないとも限らない。

いったい、「いのち」の操作は、どこまで許されるべきなのか。

遺伝子操作を経た新しい人類誕生の扉はすでに叩かれている。

われわれは明瞭な意志をもって「選択」すべき岐路に立たされている。

いのちとは何か、人間とは何か…。

いま、われわれに必要なのは、豊かな想像力である。

本書は、日本不妊学会の理事長を務めた第一人者が、生殖医療の現状と問題点を分かりやすく解説し、どこまで許されるのかを問う。

【目次】(「BOOK」データベースより)序章 ヒトがヒトをつくることについて(フィクションから考える「いのち」のかたち/鉄腕アトムと人工生命)/第1章 なぜ、いま考えなければならないのか(すばらしくも勇ましき新世界/坂の上に立つわたしたち ほか)/第2章 いま、「いのち」のなにが問題なのか(きっかけは不妊症治療/不妊症対策の変遷 ほか)/第3章 私が考える「いのち」の原則(生命倫理の四原則/日本人の古層と「いのち」の倫理 ほか)/終章 人類の未来とわれわれの「選択」(「アイスマン」の衝撃/「人間圏」という座標軸 ほか)【著者情報】(「BOOK」データベースより)伊藤晴夫(イトウハルオ)1938年群馬県高崎市生まれ。

1958年東京大学教養学部理科II類入学。

1960年千葉大学医学部3年次入学。

1969年千葉大学大学院医学研究科修了。

1975年より2年間、シカゴ大学Nephrology (F.L.Coe教授)に留学。

千葉大学助教授(泌尿器科学)、帝京大学市原病院教授(泌尿器科学)、千葉大学医学部教授(泌尿器科学)を経て2001年から2003年まで、千葉大学医学部付属病院病院長。

また、日本不妊学会理事長、日本アンドロロジー学会理事長、日本受精着床学会副理事長、日本泌尿器科学会理事、日本医学会評議員、日本腎臓学会評議員、日本癌治療学会評議員などを歴任。

城西国際大学客員教授、NPO法人「千葉健康づくり研究ネットワーク」理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)この商品の関連ジャンルです。

本 > 美容・暮らし・健康・料理> 健康> 家庭の医学

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